◆場所 静岡市葵区大岩1丁目1-25(ナビの設定は1丁目1-26)
◆TEL 054-246-2856 ◆OPEN 12:00-18:00 ◆定休日 火曜.水曜+その他お休みはブログにて ◆駐車場 店舗向かい駐車場3台(表8.17.18)
4/29-5/8 甲斐陽一郎・勢司恵美 藁と竹の仕事展
5/20.21 出張テクラ@安曇野
6/3-11 SARAXJIJI2017s/s 6/17-25 齊藤十郎の仕事展
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【勢司恵美(竹)加藤育子(木工)山の仕事展】後半スタートです 

連日、沢山のお客様にご来店いただきありがとうございます。
こちらは「茶碗めご(小)」、「めご」とは九州の言葉で「かご」という意味です。我が家でも水切り籠としてキッチンに登場して3年になります。大切な器を丁度良い硬さで受け止めて、器を置くたびに入れてよかったなと思っています。何より風景が大きく変わるのがとても素敵です。カビに気をつけながら、我が家では2つを順番に使い、一つは休憩させながら、日々の生活で活躍しています。

今回は丸、丸(小)丸(背高)、楕円の4種類を見ていただくことができます。在庫がなくなったものはご予約で承ります。
今回の展示会では、この茶碗めごと鍋敷きがとても好評を頂いています。

こちらは昨日勢司恵美さんから送られてきた工房の様子、夜中までがんばって編んでくださり明日5/8には追加便が届きます。青々としたかごがまた届くなんて本当にありがたいことです。

影まで美しいかご

今回は暮らしの道具だけではなく、お出かけできる竹かごも沢山ご用意していただきました。この、小ぶりなかごもとてもかわいらしく、素敵なお客様の下へ旅立っていきました。とってもとってもみなさま御似合いでした!あめ色にどんどん変化する様子をぜひ、楽しんでいただければ嬉しいです。

先日発売されたこちらの本にも勢司恵美さんの買い物籠がご紹介されているそうです。
こちらの竹のオーナメント、青々しているので今の時期でも楽しんでいただけます。母の日のギフトでお選びいただくお客様も。こうした竹の使い方も、勢司恵美さんの女性ならではの感性から生まれているのではないかと思います。

収納にぴったりのかご。こちらはご出産祝い用にと作られたかごです。お子さんが小さいころはオムツ入れに、大きくなったらおもちゃを入れ、長く長く使っていただけると思います。



茨城の勢司恵美さんの工房、今年の1月に御伺いした際の風景です。


竹を切り出す作業、一本一本竹を見て、成長具合や、節の位置、運びやすさなど、さまざまな条件を満たした竹を選んでいます。
竹もいつでも切れるわけではなく、この寒い時期に1年分の竹をおよそ200本切るそうです。
青竹はそのままにしておくと腐ってしまうため、すぐに割ります。こちらは竹を十文字にしたもので割る方法。あっという間に4分割になりました。

竹の節を取り、幅を決め、面を取り、地道な作業の繰り返しをして一つ一つのかごに合わせた材料を作られています。ひごにすれば青竹は腐ることなく、保存して置けるそうで、竹はとても不思議な素材だなと思います。まっすぐな竹を、幅や厚みを調整することで籠に適した材料にし、籠を編む作業へ。材料作りが仕事の7割だというこのお仕事、日々繰り返しやり続けることが出来るのは、強い信念や思いがあるからこそだと思います。真面目に丁寧に作られた竹のかご、ぜひこの機会に手にとってご覧いただければ幸いです。


こちらは加藤育子さんの作品達。

中央のカッティングボードにはハートのマークが隠れています。このカッティングボードは岡部のつたの細道の整備の現場で伐採された楓の木です。こんなに太い楓の木は珍しいそうです。美しい木目にうっとりします。先日購入してくださったお客様は手巻き寿司の具を載せたり、ピザを盛り付けたりと楽しく使っていただいているようでした。

こちらは焼津神社の境内の上にあった「楠木」の枝で出来たカッティングボード、写真では分かりにくいかもしれませんがキラキラと光る木目があり、もう一枚を購入してくださったお客様もこの美しさにほれ込まれていらっしゃいました。こんなに美しい楠木も珍しいようで、「何年も社の上で祝詞を聞き、育った木なんですよ。」という育子さんのお話もとても興味深かったです。この木も育子さんが手を加えなければチップ材になりゴミになってしまったかもしれない木のひとつだそうです。

こちらは川根の山の高いところで伐採された杉の木。奥が80年の杉、手前の円が46年の杉になります。

杉といっても、どれでもよいわけではなく山の下のほうにある杉は、表面がぶかぶかしているようで、この杉は特別木目が美しいようです。1時間以上もかけて表面をペーパーで削られ、作られているそうです。

本日静波のコスモスコーヒーさんへお邪魔し、4年ほど使われている育子さんの杉のカッティングボードを見せていただきました。こちらでは鍋敷きとして使われることが多いようですが、反りもなくよい雰囲気にお店に馴染んでいました。こういう姿を見れるのはとても嬉しいことですね。

杵塚さん全粒粉を購入してくださったお客様が、パンを作ってくださいました。とっても美味しかったです。完売していた新茶、ほうじ茶、紅茶、お味噌も明日再入荷します。

こちらの山桜のリム皿、あっという間に完売してしまいましたが予約注文で受け付けています。リム部分のノコギリの痕がよい雰囲気になっています。ご注文の場合は一枚一枚風合いが異なりますので、ご了承いただければ幸いです。

育子さんの器の表面には「みつろう」が塗られています。みつろうもニホンミツバチの巣を藤枝の山に仕掛け、毎年ハチさんたちが巣に入ってくれるそうです。夏に蜂蜜を採取したあと、巣を精製し、ロウ部分を取り出し自家製の蜜蝋を御自身の手で作られています。ハチさんおお話もとても興味深いのでぜひ育子さんにお話を伺ってみてください。木もみつろうも全て自然の恵み、山の恵みで生まれています。

木こりのご主人が伐採した木を

育子さんが山から運び
(この時の現場は谷底で、30kgちかい丸太を上り坂を登り、運んできてくださいました)

チェーンソーで必要な部分に削り落とし
(この作業もとても時間がかかります)

工房へ移動し

機械に取り付けるのも一苦労

外側を削り

中の部分をくりぬき、くり抜いた部分は入れ子のように小さな器に生まれ変わります。

内側を削ります。育子さんの作られる木は、水分を含んだ「生木」と呼ばれる状態のため、木屑と一緒に水滴も飛んできていました。


生木のため、乾燥させてから最後の仕上げになります。
この後1週間の間に木が自然に伸縮し、複雑な曲線に動きます。店内にある器も削ったときは円形だったのですが、綺麗な楕円になったものもあるそうです。

「桜の木はピンク色の樹液が飛んできました、木の力めいっぱいでピンク色の花を咲かせようとしている気がします」とはなされる育子さん。毎日木に触れているからこそ伺えるお話が沢山あります。
育子さんは毎日都合をつけてくださり毎日お店に立ってくださいます、山の話、木こりさんぉお仕事の話、木のお話など、ぜひ、この貴重なお話も沢山伺っていただければと思います。

そして、この土日は育子さんが旋盤を持ってきてくださり、店先で器作りの実演予定です。さらに明日も追加で作品をもってきてくださる予定です。

お2人の山と繋がったお仕事、ぜひこの貴重な機会ご覧いただければと思います。
みなさまのご来店心よりお待ちしております。

【勢司恵美(竹)加藤育子(木工)山の仕事展】
5/2(土)−5/11(月) 期間中のお休み5/7(木)

作家在廊日 ※在廊中は製作の実演など予定しています
加藤育子 5/8(金)9(土)10(日)11(月)








 
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